グループ展終了しました。

東京九段耀画廊にて開催の、「山本冬彦推薦作家展」、終了しました。
お越しいただいた皆様、お越しになろうと思ってくださった皆様、(うっすら思い出してくださった皆様も!)
皆々様、有難うございました。

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今回新しく描いたものはこちらでした。

可なり向こうで、雨が20170501
「可ナリ向コウデ、雨ガ」 sold out
サムホールサイズ
木製パネル、ワトソン紙、透明水彩


往復切符は売り切れです-4
「ドノ驛モ、往復切符ハ売切レデス」 sold out
F3サイズ
木製パネル、アルデバラン紙、透明水彩




以前描いたコチラも、出していました。

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「見張リ艇ノ終業後」 sold out
ポストカードサイズ
和紙 水彩



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「第七夜 ―この船は西へ行くんですか―」
F3サイズ
木製パネル、アルデバラン紙、透明水彩






いくつかの絵が、素敵なお家へと行き先が決まりまして、とても嬉しいです。
一緒に出品されていた皆さまの作品も、密度が、濃くて、すばらしく、たくさん刺激を受けた10日間でした。

今後は、グループ展に出品しつつ、秋には、個展も予定しています。

驛や乗り物や階段の絵を、またもっと描いていきたいと思います。

どこかでまた、ご覧いただけたら幸いです!


2017.05.19 | | 参階―グループ展

「山本冬彦推薦作家展」@東京九段耀画廊 のおしらせ


※5/14までこの記事がいちばん上になるように設定しております。


お久しぶりでございます。

5月にグループ展に参加させていただきます!

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<コレクター推薦作家シリーズ展>Vol.1
山本冬彦推薦作家展

2017年5月3日(水)~14日(日)
12:00-19:00
(最終日~17:00)
※月曜休廊

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私は4、5点出させていただく予定です。

靖国神社の近くです。
よかったらぜひ、お立ち寄りいただけたら嬉しいです!



「山本冬彦推薦作家展」2017年5月耀画廊-1

「山本冬彦推薦作家展」2017年5月耀画廊-2

2017.05.14 | | 参階―グループ展

グループ展のおしらせ



装幀画展vol.4 DM 表

装幀画展vol.4 DM 裏
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「装幀画展Vol.4」@麻布十番パレットギャラリー

◆2016/12/3 ~ 12/11
◆11:00 ~ 19:00
◆(11日17:00迄)

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1点、参加させていただいてます~!

描きたい本を自分で選んで、装幀画を描き、装幀デザインも自分でつくるという企画で、私は、このような絵をば。

パノラマ島奇譚

なんの本を選んだと思いますか。


う、浦島太郎……?

タイやヒラメの舞い踊り……

じゃないんです……!


江戸川乱歩の「パノラマ島奇譚」でございます。

昔から、「パノラマ」という言葉に惹かれていて、サイトとブログのタイトルにも入れています。

今は「パノラマ」というと、見晴らしのいい風景やパノラマ写真のイメージが強いかもしれません。
でももともとはパノラマは、「パノラマ館」という見世物小屋が語源で、日本では明治時代に流行したものなのです。

パノラマ館はまず、細い暗い通路をとおって、それが尽きたところにパッと明るい視界が開けると、360度、見渡す限り別世界の絵が描いてあって、それを中心の台から眺めるという趣向でした。戦争場面が多かったのだとか。

とても人気の見世物だったようです。
が、一度見たらお客さんは飽きてしまう上に絵を描き換えるのがたいへん、、という二重苦に加えて、活動写真が台頭してきたという事情で、だんだん下火になってしまったようです。

それでも街の中に、入れ子になってまったく別の世界が存在しているというのはとても魅力的です。
舞台とも活動写真ともまた違って、ふらっと足を踏み入れたら異世界、というこの危うい感じがなんとも心くすぐられるのです。


「建物の外にも世界がある。建物の中にも世界がある。そして二つの世界が夫々異った土と空と地平線とを持っているのだ。パノラマ館の外には確かに日頃見慣れた市街があった。それがパノラマ館の中では、どの方角を見渡しても影さえなく、満州の平野が遥か地平線の彼方まで続いているのだ。つまり、そこには同一地上に平野と市街の二重の世界がある。少なくともそんな錯覚を起させる」

パノラマ島奇譚の主人公、人見廣介もこんな風に言っています。


ということで「パノラマ島奇譚」を選びました。


中身のお話はパノラマ館ではなくて、M県の或る島に不思議な夢幻のパノラマ世界をつくってしまった罪深い男の物語です・・


2016.12.04 | | 参階―グループ展

有難うございました。

ギャラリー枝香庵さまでのグループ展、終了しました。
ご覧くださったみなさま、本当にありがとうございました!


ヒトリ旅ノバスガール1
「一人旅ノ バスガール」
アルデバラン紙、透明水彩 SMサイズ  sold out


ひとり旅するバスガールを描きました。

戦前の乗合バスというと、通称「青バス」。車体が緑色だったので青バスなのだそうです。
信号が緑色なのに青信号というのとおんなじでしょうか。
繪の中のバスは、昭和ヒト桁頃のボンネットバスをイメージした架空のバスです。


青バスで思い出すのは、林芙美子の「放浪記」の一節で、

 「あんた、靑バスの車掌さんにならないかね、いゝのになると七拾圓位はいるさうだが……。」

宿屋に泊ったもののお金が無くって、おかみさんに話したら仕事が見つかるまで下で一緒にいていいと言ってくれて、それでそのおかみさんの台詞なのです。わびしくて、さびしくて、胸に迫る場面だけれども、どこかカラリと明るくて、しかも淡々としていて、すごくいいのです。「放浪記」の良い所が詰まっている気がします。

前後も書いてみます。

「當つてくだけてみよう――。
 宿の叔母さんに正直に話しする。仕事が見つかるまで、下で一緒にゐていひと言つてくれた。
 『あんた、靑バスの車掌さんにならないかね、いゝのになると七拾圓位はいるさうだが……。』どこかでハタハタでも焼いてゐるのか、とても臭いにほひが流れて來る。
 七拾圓もはいれば素的だ。ブラさがるところをこしらへなくては……。十燭の電氣のついた帳場の炬燵にあたつて、お母さんへ手紙書く。
――ベウキシテ、コマツテ、イルカラ、三圓クメンシテ、オクツテクダサイ。」

お母さんへの手紙もすごくいい。
この宿というのがまたエライところで、
「新宿の旭町の木賃宿」で、「三畳の部屋に、豆ランプのついて、まるで明治時代にだつてありはしない部屋」なんだそうです。


結局のところ、芙美子さんはバスガールにはならなかったと思います。
その部分を探せなかったのですが、眼が悪いので試験に落ちてしまったんだったか。




そんな場面を思い出したりしつつ、描きました繪です。

ヒトリ旅ノバスガール5

側面にも描いています~



2016.08.24 | | 参階―グループ展

ギャラリー枝香庵「SUMMER FESTA2016」


グループ展に参加させていただいてます。

日時:2016/8/1~16
    11:30-19:00

場所:ギャラリー枝香庵@銀座


枝香庵SummerFesta2016-1


枝香庵SummerFesta2016-2


10周年の記念展とのこと。
屋上テラスのある素敵なギャラリーです。

ヒトリ旅ノバスガール2

こんなような繪を出品しておりますー。
よかったらお立ち寄りいただけたら嬉しいです!


2016.08.02 | | 参階―グループ展

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プロフィール

寺坂安里

Author:寺坂安里
大正・昭和初期の文化と着物を愛する水彩画家・イラストレーター、寺坂安里と申します。
絵とそれ以外の記事が混在していますので、下のカテゴリをご参照いただけたら幸いです。

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『パノラマ茶館二着イタナラ』

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